更新日:2024年3月13日
防災対策
大野城市では、各コミュニティセンターを防災拠点(応急対策を実施する地域の拠点)と位置づけ、必要な機能の整備を進めることとしています。
各コミュニティセンターでは、防災拠点としての施設の営繕や改修をはじめ、耐震・耐火の確保、自家発電装置等の非常用電源の整備、食料・燃料・物資・資機材等の備蓄、重要給排水拠点としての整備を行っています。
大野城市では、総合防災マップ(ハザードマップ)を作成して各家庭に配布していますので、日頃からもしもの時の対応や避難場所の確認などをして、災害に対する心がけを行いましょう。
市の総合防災マップは、各コミュニティセンター(地域行政センター)にも置いていますので、必要な方は窓口でお問い合わせください。
【指定避難所・防災拠点としての環境整備の取り組み】
防災備蓄(防災倉庫)
各コミュニティセンターには防災倉庫を設置し、非常時に備えて飲料水や非常用食料(パン、レトルト食品等)、避難所運営用の物品(パーテーション、毛布、敷きマット等)、災害対策資機材(土のう袋、スコップ等)などを備蓄しています。
災害時には、店舗販売や物流が滞ることもありますので、ご家庭でも3日間程度生活できる非常用食料品や非常用持ち出し品を準備するなど、日頃から災害に備えておきましょう。
非常用発電設備
各コミュニティセンターには 可搬型自家発電機を設置しており、災害による停電発生時でも、コミュニティセンター内で必要最低限の照明、コンセント電源やポンプ設備等が使用できるように備えています。
非常用給水設備等
各コミュニティセンターでは、災害等による断水時に備えて非常用給水設備や給水袋を準備しています。
各地区内で断水が発生した時には、状況に応じて、市の給水車やこれら準備資機材を活用して、コミュニティセンターでの給水活動を行うこととしています。
マンホールトイレ
各コミュニティセンターの駐車場には、災害時に停電、断水、給排水設備の損壊、汚水処理施設の機能停止等により、水洗トイレが使えないときに備えて、マンホールトイレを整備しています。
コミュニティセンターのマンホールトイレは、駐車場内の専用マンホールの上に簡易な便座やパネルを設け、通常使用している水洗トイレに近い環境で使用できるようにしています。
災害用特設公衆電話
大野城市では、避難所となるコミュニティセンターや公民館に特設公衆電話回線を整備しています。
特設公衆電話は、避難所が開設されたときに、避難者の通信手段の確保のために電話機を設置し、無料で利用していただくことができます。
防災訓練
毎年11月にコミュニティセンターをはじめとする指定避難所となる公共施設を使って「大野城市民総ぐるみ防災訓練」を実施しています。
この訓練は、災害が発生したときなどに被害を最小限に抑えるため、生命・身体を守る適切な避難行動がとれるよう、市内全ての公民館・コミュニティセンター・小中学校などで、同じ日・同じ時間に一斉に行う総合的な防災訓練です。
防犯対策
各コミュニティセンターでは、地区内の各区長や、コミュニティ運営協議会、パートナーシップ活動支援センター、地域行政センターの各代表者が参加して、各地区を管轄する交番と交番連絡協議会が開催されています。 この協議会では、春日署管内や大野城市内で発生した街頭犯罪の情勢報告や、犯罪の傾向と併せて、地域からの要望など意見交換が行われています。
また、春日警察署や筑紫地区安全安心まちづくり推進協議会が発信している情報(啓発チラシ、情報誌、随時提供情報FAX等)をコミュニティセンターに掲示し、犯罪のない安全で安心して暮らせるまちづくりに努めています。